塗装工事で使うラジカル塗料にはどんな特徴がある?
こんにちは!愛知県海部郡や名古屋市などの地域で、塗装工事に取り組んでいる株式会社信和建装です。
現在弊社では、建築塗装などの塗装工事を手掛ける新規スタッフを募集しています。
未経験の方の中には、塗装工事でどんな塗料が使われているのか分からない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、塗装工事で使われるラジカル塗料についてご紹介いたします。
費用が安価
ラジカルとは、塗料に含まれる酸化チタンに太陽光が発生するエネルギーのことです。
このラジカルが発生すると塗料の劣化などが促進されて、塗面に触った際に白い粉がつくチョーキング現象を招きます。
ラジカル塗料には、このラジカルの働きを抑えて塗料の耐久性を延ばす働きがあるのです。
そして、ラジカル塗料の特徴は費用が安価であることです。
外壁塗装でよく用いられるシリコン塗料とほぼ価格差がありません。
目的によって、ラジカル塗料とシリコン塗料を使い分けることもできます。
例えば、濃色の場合は酸化チタンが使用されないことも多く、ラジカルの制御も不要なためシリコン塗料が適しています。
対して薄い色で耐久性重視ならラジカル塗料が最適です。
耐久性が高い
ラジカル塗料には、耐久性が高いという特徴があります。
上述の通り、ラジカルの働きを制限する効果があるため、チョーキング現象が起こりにくくなっているのです。
また、シリコン塗料と比べると耐久性が格段に高いともいわれています。
シリコン塗料の耐用年数が7~10年なのに対して、ラジカル塗料は10~13年とされています。
前述の通りシリコン塗料との価格差も小さいため、耐久性重視ならラジカル塗料が良いということを覚えておきましょう。
汚れに強い
ラジカル塗料は、シリコン塗料と比べると汚れにくいという特徴もあります。
光沢があることで汚れが付着しにくいことが理由です。
きれいな状態が長期間で持続するため、耐久性が気になるという方には最適の塗料といえます。
また、塗料の伸びがよく飛散しにくいという特徴もあり、塗装職人としてもメリットが感じられる塗料です。
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